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「正論」・作家百田尚樹氏の講演会 [評論&講演]

誕生日の今日、京都「正論」懇話会第50回記念講演会が京都市の国際会館で開かれた。ゲストは作家百田尚樹氏だった。事前のハガキによる申し込みで会費は2千円でした。

2時過ぎに着くと会場はほぼ満員で、講演は定刻通りに14:30スタート。赤いネクタイが印象的な百田氏が登場された。短めの開会の挨拶の後、早速百田氏が動画で見ていた通り早口で語り始められた。

講演を聞くまでは、最近の政治問題や日本と近隣諸国との国際関係などを一気に話されるのかと思っていましたら、2月23日に誕生日を迎え還暦の60才になったことを話の発端に、10年前、つまり50才を迎えようとしていた矢先49才の時、放送作家として活躍はされていたものの、それまでの我が人生を振り返って総括し、何か自分の生きた証(あかし)が欲しい、命をかけるものが何かないかと思われたこと、ご自分の父親、叔父に当たる方の相次ぐ死との巡り合わせと重なり、次世代、またその先の世代へと戦前、戦後を生きた人々の思いを繋げる為、小説家の道を新たに選んだことを明かされた。


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50才当時の百田氏は人生50年という言葉もあるように俺の人生は何だったのか、と年令のプレッシャーを感じておられた中、自分が制作担当していたテレビ番組「探偵!ナイトスクープ」に出演された94才のマジシャンの存在に大いに刺激を受けたという。その飄々としたマジシャンを名乗る入江さんという人は、84才で学校に通い整体師の資格を取った人だった。そんな人に比べれば、自分の年令なんてまだこれからだという気持ちに目覚め小説家の道へと進み始めたといい、入江さんは自分にとって恩人だと言われた。この入江さんの出演はyoutubeの「ナイトスクープ マジシャン」で見れますよ、と言われたので、家に帰り見てみるとなるほどユニークな方で、百田氏の話でも笑いyoutubeでもまたまた笑ってしまった。瑣末なことですが、百田さんによれば、入江さんは88才で資格を取ったと言われていましたが、テレビではご本人が84才と言っておられました。翌日の産経新聞では、百田さんのお話をそのまま受けて88才と書いていましたが。

百田氏のお父様は大正世代の方(大正13年生まれ)で、私の父親も大正 7年生まれの同じ世代なので父や当時のことに思いを馳せながら聴いていました。百田氏の子供の頃は、父親やその世代が集まればよく戦争中のことが話題になって耳を傾けて聞くのができたそうです。地元の大阪も子供時代はあちこちに戦争の傷跡がはっきりと残っていて、まだまだ戦争の記憶を共有できていたが、一世代置いた自分の子供たち、つまり孫たちとは一切戦争に関する話が交されることがなかった経験が元になり、あの「永遠の0」を書かれたそうです。


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その後5年前、百田氏は初めてものが書けないスランプに陥ったと明かされました。それはあの東日本大震災の後でした。もう日本は駄目ではないかと気持ちが落ち込んでいた時、知人から「日章丸事件」のことを聞かされます。その事柄の事実を全く知らなかったが、中心人物の出光佐三を調べていくことでもう一つのベストセラーとなった「海賊と呼ばれた男」が誕生しました。

百田氏が強調されたことは、この二つの物語の男たちは、実は同じ世代、大正世代の男達だっということです。先の大戦で、大正世代の人は6人に1人、戦争の後半になると4人に1人戦死している。そして、戦後、焦土と化した何もない国土で復興を遂げていったのも、同じく戦地から引き上げたこの世代の力に負うところが大きいと言われ、今更ながらに思い知らされました。敗戦直後、アメリカが日本国内を調査した結果、日本はあと50年かかってやっと昭和5年の状態に戻るだろうと結論を出したそうですが、なんと戦後19年後、アジア初の東京オリンピックを開催しました。最後に、百田氏はこうした先人達の持っていた気概や功績に対して日本人の誇りを感じるし、忘れてはならないと訴えられました。いつも懸命に熱弁を振るわれますが、感極まっておられることを聴衆の1人として感じました。

最後の最後、最新作「カエルの楽園」を紹介され、この作品は自分でも今までの最高傑作だと思っていると言われましたので、読んでみたい気持ちになりました。

全体の感想としては、① 大正世代の思いが伝わってきたこと
② つい年令に気押される気持ちを見直すことができた

以上の2つが得られ、行ってよかったと思いました。


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少子化は人災?嫌われる勇気を持つべき [社会問題]

このところ、少子化問題がずっと声高にとりあげられているが、この傾向と現状は、個人の記憶では1980年頃に遡る。その時点でもすでに新聞紙上で取り上げられていたかと思う。どれだけの数値や予測を挙げていたかは覚えていないが今からすれば約40年前であり、当時から年々過ごしてきた国民の一人としては、何故この長い間に打つ手をもっと考えなかったのかとても不思議であった。

折しも2月に入り、産経新聞で、【人口戦】 日本の少子化は「人災だった」 という記事が載っていた。
それによると少子化の大きな要因である未婚・晩婚化は戦後GHQが作った日本国憲法(昭和22年施行)の24条に元を発するという。一部の人ではよく認識されていることだが、戦前の家制度が個人、個人の判断に任せられる個人主義尊重の条文に変えられたことで、結婚や出産への直接、間接の影響が今日にまで及んでいると容易に納得できる。そうした国の根幹となる憲法上の規定が日本人の価値観に変化を与え続けてきたのだから、ここには占領国アメリカの明確で意図的な洗脳政策があり、記事のタイトルの如く、日本の少子化は「人災」だったといえる。


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戦前と違った価値観の変化が、戦時中の「産めよ、増やせよ」政策への批判や反発と繋がり、国民の支持数に敏感な国会議員や官僚は、記事によれば、出生数減に危機を知りながら結婚や出産の奨励政策に及び腰となり、少子化政策は後手に回った、という。

成る程、1980年頃まだ若かった私にはここまで国や世の中の仕組みは掴めていなかったのだと感じた。少子化対策に問題提起する割には政治家が積極的な政策を打ち出さないと感じられたのにはこんな背景があったのだ。今はやりのアドラー心理学の言い方をすれば、政治家もそして言論者、国民も「嫌われる勇気」を持っていなかった。そしてそのツケが今と今後のの高齢化社会ということになる。

記事の中で一つ驚いたことは、少子化問題は実は戦前にもすでにあったということだ。出生率が大正9年(1920年) をピークに昭和14年にはガクンと落ちこむ長期下落傾向にあったというのだ。人口=基礎国力という観点から 、当時の政府は日本人口の減少による国力の差から近隣諸国への危機感を募らせていたという。内容を簡略すれば、「………我が国が之等(支那、印度、ソ連)多産の国々に伍して大いに国運を伸ばして行く為には余程国民の自覚を必要とする」と当時の厚生省予防局が述べている。

ともかくも、安倍首相は昨年9月、歴代政権が避け続けてきた人口の数字目標を、50年後も1億人を維持すると明確に掲げたと記事は言う。すぐに効果が出る政策はなかなか難しいと思うが、少子化問題にも影響をあたえている憲法の改正も並行してやっていく必要があると思う。


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京都のおもてなしミニサポート [日記・雑感]

つい一週間前、2月13日の事。

最近知り合ったドイツ人家族のご主人が訪ねてこられ、前夜23:00頃に京都市内の繁華街から自宅までタクシーを利用したが、車内の後部座席にに6歳の息子さんのバックパックを置き忘れてしまったので、タクシー会社に問い合わせて欲しいのですが、と依頼された。

手がかりは、MKタクシーだと言われる。MKタクシーは京都では誰もが知る会社なので、昨夜のことを翌日の14:30に告げられるのが気になるところではあったが、「私もこれ迄に財布を数回なくしたことがありますが、無事に戻ってきました。日本はそういうところです。」なんてことを言いながら、後からタクシー会社に電話をかけます、と伝えました。

さて、あまり時間をおかずネットで電話番号を調べてかけてみると、そこはタクシーの手配先で、落し物センターは平日(8:30~17:30)のみしか対応していませんと告げられた。一方、ご主人には、タクシーのレシートを探して頂くようお頼みしていたが、後から見つからなかったと報告がありました。

日曜日明けの月曜日に早速落し物センターに問い合わせると、黒いショルダーバッグはあるが子供用の該当の品はないと言われ、敢え無く電話を切った。私の中では、乗車した運転手さんが見つけられたら100パーセントセンターに預けられたはずだとの思いがあった。ドイツ人のご家族の後に乗車した乗客(複数回も十分考えられます)がひょっとしたら・・・と疑ったりもしていた。


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その日はこちらも仕事で忙しく結果を知らせないまま翌日の朝を迎えると、再び今度はご夫婦揃ってバッグの持ち主である6歳の男の子も伴い訪ねてこられた。昨日は残念ながら、と切り出すや、タクシーはMKタクシーではないと否定される。更に、男の子が父親と一緒になって、タクシーは黒色で車の天辺には月のマークが付いていたとより具体的に言い張られる。これほど子供用のバッグに親子共に執着されるにはよっぽど愛着があられるのだろうと半ば感心して、「わかりました。再度ネットでなんとか連絡先を探し出して電話をしましょう。」と約束をしました。

先ずは、京都市内のタクシー会社全部を掌握する協会か組合みたいなものを検索しているうちに、それらしきものを見つけてかけると、男の子が目ざとく記憶していたあの月マークが解決の糸口になった。受付の女性の方が直ぐに、「あっ! それはアオイタクシーですよ。」と言われ電話番号を教えて下さった。親切にも、アオイタクシーにかけても見つからない場合また電話して貰えたら全社にFAXを流します、と言葉を添えて下さった。私は日本人ですが、こういう所に本当に日本人や日本の社会のきめ細やかさが表れているなあと感じ入りました。数多くではないにしろ10数ヶ国海外に出かけたことがありますが、ここまで親切やサービスを与えてくれる所は無いと思います。

期待を込めてアオイタクシーに電話をすると、これまた感じのいい男性の方が丁寧に誠実に対応して下さり、バッグの特徴を言うと直ぐに、ありますよと返答があった。ホッとすると同時に、あの子がどんなに喜ぶことだろうと嬉しくなりました。

この後は、こちらまでの運賃720円を支払えばバッグを届けて下さるということで、留守宅のオーストリア人女性に確認した上で待っていると程なくして小銭ケースとバッグを持って運転手さんがやって来られました。720円ではなく590円になっていましたが、そのまま無事に女性を通して手渡しました。


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この話にはまだ感動したことがあります。
バッグを手渡して2日たった19日に、持ち主の男の子がたった一人でやって来ました。ドイツ人ですが、幼いのに英語もかなり話せるか理解できるようです。髪はブロンドに近く、肌はとても白くて、いわゆる典型的なアングロサクソン人だと分かります。感心したのは、彼が非常に可愛い美少年だったからではなく、一人で私にきちんとお礼が言いたくて「これを受け取ってください」とスティック状のチョコレートを手渡したその態度でした。
初対面から感じていましたが、この年齢に関わらず、自分の感情や意思をはっきりと持った一人の人格を強く感じたました。両親に促せられてやって来たという雰囲気ではありません。年令を超えた雰囲気や人格を備えています。
「あなたの名前を聞かせて下さい」と小さなメモ用紙を渡すと、躊躇わずにゆっくりと一字一字を書き始めました。「あっ、この子はまだ6才なのだ」と思い知らされました。6才といえば日本人の子もきっとこんな字を書くだろうと思われるたどたどしいアルファベットです。その名は【ヨハネス】でした。「とってもいい名前ね、素敵な名前ね」と言って有難うと言いました。ちょっとしたお返し?に、ワンピースのクリアファイルと抹茶味のキャンディを渡すと可愛い手で受けとめ帰って行きました。

私の身の回りには、20才を超えてもなかなか人に伝える力や会話力がない人がざらにいます。この子は遥かに彼らをうわまっていて感心しました。自分の気持ちを態度で相手に直接表すことの大切さ、そのコミュニケーション力の高さ、大げさに言えば人間力に感動した出来事でした。


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水素水はオカルト商品? [医療と健康]

成人の肉体の60~70パーセントは水分である、とはよく聞く話で、それだからこそ
毎日摂取する水(分)の質が健康そのものに関わってくるという予備知識はありましたが、
ネット上のまぐまぐニュース見出しの中に、【水素水】という言葉を見つけ読んでいくと、
無料メルマガ「アリエナイ科学メルマガ」の記事紹介をしていました。


以下、このメルマガの要点をかいつまむと

水素水が体に良いという話は、体内で発生する活性酸素に対抗できる活性水素(水素ラジカル)が良い、という話から来たそうです。

活性水素が溶けた水が体に良いというのは、確かな根拠があるわけでなく、プラシーボ効果を期待して飲むくらいなら罪がないという程度だという。
怪しいメーカーの怪しい自社実験結果はあるものの、話にならない「オカルト商品」だと言い切っていて、水素水の効用を宣伝している人(会社)、それを有り難く信じて飲み続けている人は一体なんだと思いました。オカルトさはマイナスイオンより罪深い、と言っています。


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専門の知識の無い、一庶民の私からすれば、

① そもそも水素水は水に溶けない気体である

② それをわざわざ缶入りボトルで売る理由が意味不明である

③ 人の体は、そもそも水素水が入ってきてもどうにも使う「生理的仕組み」を持っていないし、何かメリットがあるとはとても考えられない


等など、これだけのことを知るだけでも、巷での宣伝や堂々とした販売が信じられなくなりました。


このメルマガの著者は、シリーズ15万部以上の不謹慎系(?)理系書「アリエナイ理科ノ
教科書」を書いた、くられ という方です。不謹慎と付けるあたり、世間で大手を振ってまかり通っている現象や事物に真っ向から立ち向かい批判する立ち位置から名付けたのでしょうが、他にも、食品関係、薬品関係の記事も書かれていることがわかりました。

このブログを書いたのは17日でしたが、時を同じくして、なんとその日の産経新聞の14面にデカデカと水素水の広告が載っていてびっくり?

水素たっぷりのおいしい水、命の水「水素水」と銘打って、とどめはこの水素水が
300ml[×]20本で5,000円もするのです。

厚生労働省よ、何してる?


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