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京都発、字幕翻訳家・戸田奈津子氏、トム•クルーズ他3名との交友を語る ー その② [芸能やエンターテイメント]


戸田さんがハリウッド俳優との交流の一番手に挙げたのは、40年来の友人【リチャード・ギア】でした。彼は敬虔な仏教徒という一面を持つ、知的でスピリチュアルな人柄だと伝わってきました。

戸田さんのお話は続きます。以下はその要約です。( )内は私の言葉や補足です。

2番目に紹介するのは、【ロビン・ウィリアムズ】です。彼は元々スタンダップ コメディアンとしてキャリアをスタートしたように、2時間もアドリブで話せるコメディアンです。天才的な人、生まれもってのエンターテインナーです。とにかく頭の回転が速くアドリブを連発します。皆さんが知っているように、数年前にあんなことになりましたが……、(とちょっといいよどんで) (彼は2年前に自ら命を絶ちました。) 何度も家族(5人)で来日しました。元々サンフランシスコ出身の人で、死後数ヶ月してサンフランシスコで追悼式があり、自分も招かれていきました。友人、仲間が集まっての本当にいい式だった。お友達もやはりコメディアンの人が多かった。明るく笑いのある集まりだったが、最後はみんな泣いていた。(戸田さんは別のテレビか雑誌で、ロビン・ウィリアムズほど人柄の素晴らしい人はいないと言っていましたが、本当に周囲に人々に愛されていた方なのだと聞いていて感じました)(戸田さんは自殺の原因には触れませんでしたが、「人には寛大な人、自分には厳しかった人」と評されたのが印象的でした)



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3人目は、名優、【ロバート・デニーロ】です。彼こそ名優中の名優です。非常に競争の激しい映画界の中を生き抜いていくというのがどんなに大変なことか!ハリウッドの世界を目指す俳優の卵たちにアンケートをとると、男性なら10人中9人がデニーロのような俳優になりたいと答え、女性なら、10人中9人がメリル・ストリープみたいな女優になりたいと答える。それほどデニーロは俳優の 卵たちの憧れ、目標になっている。彼は今までの作品を見ると、極端に走る役が多いが、実際はそうではない。彼のことで、いかに先入観や予備知識で付き合ってはいけない、と思い知った。(ここは強調されていたので印象的でした)

デニーロは、スコセッシ監督が「レイジング ブルー」の映画を撮った時に初めて日本に来た。その際は、スコセッシ監督、デニーロ、あと一人有名な俳優(正確な名前が出て来ません)から成る、スコセッシ一家(スコセッシが親分)で 行動することがあった。京都の四条のパチンコ屋で 3人が興じているなんて、彼らを知る人が見たらなんとも豪勢な感じだったことでしょう。その7年後(5,6年前)、いきなり自分(戸田氏)に連絡が入り、来日するから箱根に行きたいと要望があった。これには驚き動揺したが、多分、ロビンから私の連絡先を聞いたのでしょう。この時は仕事ではなく、プライベートの旅だった。いろんな手配やらで大わらわになったが、だいたい彼らあたりになると、プライベートジェット機でやってくるため、予想以上の数十の荷物を箱根まで一緒に移動しなければならず、その荷を運ぶ車の手配だけでもとても苦労した。(デニーロも何度か結婚している人なのか)今の奥さんの子供が3人いて、京都に来た時、子供達がどうも忍者をみたいというので、太秦(映画村)に連れて行った。1つのコーナーでいかにもアマチュアっぽい芝居をやっていたので、「あなたは見ないでいいです」なんて必死で説得して、デニーロは一人車の中で本を読んで待っていた。



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ここまで戸田さんのお話を聞きながら、あらあら、肝心のあのお方が出てこないのはなぜ?と思っていましたら、さあ、やっとお待ちかねの【トム•クルーズ】の話になりました。

4番目となりましたが、締めはやっぱり【トム•クルーズ】です。

【リチャード・ギア】は知的な親日家、【ロビン・ウィリアムズ】は、天才的コメディアンであり人格者、【ロバート•デニーロ】は名優中の名優、すると【トム】は何でしょう?
彼は「映画作りに命をかける人、大変な努力家」だそうです。あのキアヌ・リーブズが主演の47士をモデルにした映画は時代考証もへったくれもない実にアホらしい作品だと戸田さんは言う。ここまではっきりけなされるとは、この映画は観ていないものの、相当な駄作のようです。それに比べると「ラストサムライ」は日本人が観ても恥ずかしい思いをすることのない出来栄えだと評価される。「ラストサムライ」の主演であり、プロデューサーでもあるトムが日本人俳優たちの意見も十分に取り入れたせいで、日本人が見ても時代考証も満足できる作品になったという。これはひとえに、兎に角少しでもいい作品を作りたいというトムの意欲、情熱のなせる技だという。


あの「トップガン」時には22歳だったトムも今や57歳である。今年11月にもまた来日予定があるそう。彼は、「遥かなる大地」の頃から来日した。日本は大好きだし親日家ではあるが、リチャード・ギアタイプの親日家ではない。その時その時、毎回の作品事に情熱を傾けるタイプで、日本での作品や役目が終わると、次に他の対象物、対象国にグッと集中していくタイプで同じものに固執しない人。

あの「 ミッション インポッシブル」シリーズの直近の作品でいうと、スタントマンでもいいところを人任せにせず、必ず自分でやりきってしまう。映画のシーンの中で、円周型のプール、しかもとても流れの速い水の中を6分半も潜った。潜水の専門家の指導を受け、なんと心臓の心拍数を変えるという技を体得してシーンを撮ったという。

映画のみならず、その映画のキャンペーン活動においても同様に超人的なスタミナです。1日で、勿論プライベートジェット機を使ってだろうが、朝早く7時にロンドンでレッドカーペットの上を歩き、その足で12時にはパリのレッドカーペットに、夕方はニューヨークにいる、という殺人的スケジュールです。去年の夏は、歌舞伎町で延々と2時間半もの間笑顔を振りまきキャンペーンをやったという。その日は37度だったが、外の照り返しで実際は40度はあったそう。見ているこちらは心配で、さあ、水は?せめておしぼりでも? と気が気でなかったが、頑として水一滴も取らなかったという。曰く、「スターは汗などかいてはいけない」らしい。

戸田さんは、トムのプロ意識に圧倒されていました。

以上、戸田さん曰く、古くて親しい俳優たちとのなんとも羨ましい交流ですが、数回重ねて言われていたことがあります。 これら4人のトップ俳優たちに共通して言えることは、皆一様に、人間的に素晴らしいし、とても謙虚である、威張ることは一切ない、気持ちのいい人、ということでした。

いつかテレビでなく生の戸田さんのお話を聞きたいという願いが今回叶い、とても嬉しいです。多分80才を超えておられるはずですが、とてもにこやかでソフトな品のいいレディでした。シルバー色の大きな腕輪が特に素敵な装いでした。

戸田さん自体がとても旅行好きな方ですが、これからも京都にプライベートでも、また著名な俳優たちとのお仕事でも来られることでしょう。その場面に遭遇できたらラッキーです。


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